繊維の染色加工仕上げを主に行っています。

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顔料コーティング

2026.04.30

時を経て育ったような「渋み」を再現。顔料コーティング・表面変化

「既製品にはない、使い込んだような味を出したい」「独自のムラ感を楽しみたい」……。そんなクリエイティブな要望に応えるのが、当社独自の顔料コーティング加工です。

繊維の芯まで染め上げる「染色」とは異なり、生地の表面にのみ色を乗せる特殊技法。白の原反(生地)に片面着色を施し、さらに洗い加工を加えることで、世界に二つとないビンテージ感溢れる表情が生まれます。

写真で見る:顔料コーティングの工程

顔料コーティング特有の「ビンテージ感」がどのように生まれるのか、実際の生地写真とともにご紹介します。

白の原反(加工前)

STEP 1:白の原反(ベース)

加工のベースとなる、未着色の白い生地です。ここから独自の表情が作られていきます。

着色(片面コーティング後)

STEP 2:着色(コーティング)

原反の片面に顔料をコーティングします。この段階ではまだ色は均一で、表面に乗っている状態です。

洗い加工済み(完成)

STEP 3:洗い加工(完成)

洗い(ワッシャー)加工を施すことで、表面の顔料が適度に掠れ、原反の白が覗く「アタリ」や「ムラ」が生まれます。これが唯一無二のビンテージ感となります。

顔料コーティング・3つの魅力

1. 唯一無二のビンテージ感

洗い加工を組み合わせることで、色の落ち具合に個体差が生まれます。デニムのようなエイジング感や、アンティークのような深い質感を表現可能です。

2. 汎用性の高さ

厚手の帆布から薄手の衣料素材まで、幅広い生地に施工可能。表地としての使用はもちろん、カバンの裏地などに見せる「こだわり」としても人気です。

3. 無限のカラーバリエーション

調合次第で、どんな色でも着色可能。原反の白を活かした明るいトーンから、深みのあるダークカラーまで自由自在にコントロールできます。

活用アイテム・用途

素材の質感を「育てる」楽しさを提供するこの加工は、多方面で採用されています。

  • ファッション: ジャケット、ボトムス、ワークウェア(アタリや擦れの表現に)
  • バッグ・資材: 帆布バッグ、ポーチ、リュックの裏地(裏を覗いた時のサプライズ演出に)
  • インテリア: クッションカバー、カフェカーテンなど、ナチュラル&ビンテージな空間づくりに

対応スペック

対応カラー 全色対応可能(ご希望の色見本があれば再現可能です)
対応幅 155cm以内
ロット目安 5m以上から対応可能
※加工後に「洗い」をかけることで、より自然なムラ感が生まれます。加工のみ(洗いなし)の状態も承りますので、用途に合わせてご相談ください。

世界にひとつ、あなただけの「味」を。

顔料コーティングは、生地の厚みや洗い加工の秒数によって、驚くほど多彩な表情に変化します。小ロット5mから対応しておりますので、まずは試作から始めてみませんか?

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